Heat it.

炭素繊維強化プラスチック部品に使用される樹脂には高温下での長時間の硬化が必要とされます。これは小型・大型いずれの部品にも当てはまります。アウクスブルクにあるDLRのZLP（軽量生産技術）センターには最先端のVötsch加熱・乾燥オーブンが設置されています。このオーブンは幅5m・高さ4.5m・奥行き8.5mで優れた温度分布を実現しており、さまざまな興味深い用途の一つとして、MT AerospaceのArianne 6ブースター開発向けの硬化試験に使用されています。
PEEK（熱可塑性繊維複合材）高熱システムの焼戻し用に400°Cのシステムも設置されています。