行動規範

シャンクグループのガイドラインと法的通知

1. 法規定の順守

法律やその他の法規定の順守はSchunk Groupのあらゆる活動の基盤を成しています。この行動規範はSchunk Groupの従業員と機関のための責任ある行動の根本的指針を定めるものです。しかし、Schunk Groupの経営陣や役員、従業員が順守しなければならない法規定すべての概要を説明することは本文書の範囲を超えるものです。Schunk Groupの経営陣や役員、従業員は自身の責任領域のための法規定について自らに情報提供すること、また不確かな場合には、Schunk Groupの関連部署から法的助言を求めることを要求されます。

2. 公平な競争

公平な競争の推進はSchunk Groupの方針です。Schunkは国内・国外のあらゆる適用独占禁止法ならびに不公平競争を禁止する法律を順守します。競合他社との取引で価格や条件を固定することや市場を分け合うために競合他社との合意に到達することは認められていません。独占禁止法に違反する合意は競合他社との合意による行為または事業者団体内の合意によって置き換えられることはできません。Schunk Groupは不公平な競争を構成する行為を拒絶します。Schunk Groupの子会社が独占的な市場シェアを有する場合、これは顧客や競合他社を犠牲にして悪用されることはできません。Schunk Groupの経営陣や役員、従業員のすべてのメンバーは、競争法規の侵害は、いかなる形でも、Schunk Groupの利益に寄与しないことおよび完全に回避されるべきであることを認識しなければなりません。

3. 汚職

すべてのスタッフはその影響領域において汚職に反対することを確約しなければなりません。汚職とは、不正、不法、または配信を含む何かを行うための報奨としての贈り物や貸し付け、謝礼、報酬、またはその他の利益の、他者からまたは他者に対する提供、供与、または受諾を指します。

4. 利益相反

Schunk Groupの経営陣や役員、従業員のすべてのメンバーは私益(直接または間接または関連する人物または企業を通した)およびSchunk Groupの利益間の利益相反を回避する責任を有します。

5. 国際取引

国際商業活動に有効な法規定はSchunk Groupの製品やサービスにも適用されます。Schunk Groupの子会社はあらゆる有効な輸出または輸入制約に従わなければならず、また国家当局または国際当局から課せられた許可規制および条件に従わなければなりません。

6. 公平な労働条件

Schunk Groupの商業的成功の大部分はその従業員に依存しています。そのためSchunk Groupは社会的責任の原理を認識しています。そのため、Schunk Groupの関心は世界中で公平な労働条件を確保することにあります。Schunk Groupは当然のことながら現地のあらゆる労働・社会福祉法を忠実に守ります。労働条件に対するこの誓約は、性や性的嗜好、出身国、肌の色、またはその他の個人的特性に基づいた、従業員に対する差別はいかなる形式でも容認されないことを意味します。Schunk Groupは雇用主として、敬意を持った公平な方法で従業員に対応することを義務だと考えています。Schunk Groupはまた、従業員が互いに敬意を持って対応することを期待します。差別または侮辱的言動は容認されません。

7. 児童労働

Schunk Groupは児童労働を拒絶し、ビジネスパートナーに対しても同様にそれを拒絶します。Schunk Groupはスタッフを雇用する際、関連裁判所権限による法定最低就労年齢を順守します。

8. 健康および安全、火災予防および環境保護

人間や環境へのリスクを回避すること、環境への影響を最小限に抑えること、また資源を慎重に使用することはすべての従業員の義務です。プロセスや作業施設、設備は健康や安全、環境に関する法律および社内ガイドラインに従わなければなりません。

9. 守秘義務

Schunk Groupでの勤務によって獲得された知識および情報はその商業的成功の基本的要素です。Schunk Groupは革新的な製品やサービスの開発に相当な人的・経済的資源を投資しています。Schunk Groupは市場におけるその成功を、こうしたイノベーションの保護によって確保します。

こうしたイノベーションの保護のために予防措置が取られることが必要不可欠です。経営陣や役員、従業員のすべてのメンバーは

会社や取引の機密を構成する知識や情報がSchunk Group内に確実にとどまるようにしなければなりません。繊細なデータを第三者との会合や取引情報誌、またはインターネット上で公表することは避けなければなりません。さらに、こうした知識や情報を所有するすべての従業員は、著作権保護が必要かどうか、またその程度を確証しなければなりません。

従業員はSchunk Groupのビジネスパートナーに会社または取引の機密を通知する権限を与えられていません。

10. データ保護

当社の従業員の尊重はまたその個人情報の保護も意味します。Schunk Groupは適用されるあらゆるデータ保護対策を実施し、従業員にもそれを要求します。

11. 本行動規範を支持する内部組織

各ビジネスユニットは本行動規範に含まれる規定とともに、その事業領域におけるその他の社内規則の実行の責任を負います。